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| ドッグショーでハンドラーとして人々の目に触れているのは、私の仕事のほんの一部です。 仕事としては、ドッグショーで審査のために犬を見せることですが、そこへ達するまでには、 ショーに出陳できるようなマナーをつけることから始まり、運動量や食事の内容、量の調整、 健康やコートの管理など、さまざまな点を踏まえた犬のコンディションを調整します。 どんな素晴らしい犬であっても、神経質すぎたり、健康ではない犬は、コンディション 調整も十分な成果が上がりません。 また、犬質が悪く、健康でなく、性格も非常に暗いような犬はドッグショーには不向きで、 そのような犬を無理やり引き出すことは、犬にとっても、オーナーやハンドラーにとっても 良い結果には結びつかないでしょう。 犬質もほどほどで、健康で性格の良い犬に出会い、良いマナーをつけ、ショーリングに 立てることは、ハンドラーとして良い成果を挙げる重要な条件といえます。 ドッグショーの中で、勝敗の面だけを考えれば、当然ながら勝負に勝つことが無論最高の 喜びではありますが、実際には、自分の手で仕上げた犬が想像以上に良い動きや表情をして くれたときには、成績に関わらずハンドラーとしての大きな満足感を得ることができます。 |